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2014年4月15日 (火)

"みまわり隊日誌" No.2

 
 曽谷第六自治会に入って、早くも3年が経ちます。
 
 地域の方々や知人、友人からは、若いのに偉いねだとか。お前は変わり者だとか。いろいろ言われている私ですが。少し本音を書いておきましょう。自治会に入会したのは大学院の2年目でした。私は都市計画研究室に所属していましたので、一応研究の一貫でという感じではいっていったわけです。大学では全国いろいろな地方にいく機会があり、地方の自治会の方などお話をする機会に恵まれました。そして、どこにいっても浮上する問題が【担い手問題】です。もう結構まえから、一般的に言われています。
 
 さて、私が2年自治会に入って感じた事は、人を招き入れるノウハウがないんじゃないかなという事です。ここまで、商店会や学校PTAなどの地域コミュニティで紹介され自治会に入るというのが、おそらく全国的に自治会に入るきっかけになっていたと思います。地域のシステムも昔に比べ、住民どうしがコミュニケートしなくても生活できるようになり。スーパー、コンビニ、ドラッグストアがあれば生活はなんとかかんとか過ごせてしまう。そのぶん商店会は縮小してきたわけです。地域コミュニティ自体のパワーが弱まれば、従来型の紹介での自治会入会は数的に減っていくわけです。加えて近所付き合いもだいぶ少なくなった事も拍車をかけています。
 
 では、自治会に新たに入ってくる若い親世代、30代〜40代をどのように取り入れていくかですが、やはり難しい。その要因を箇条書きしてみましょう。
 
 1 住民が街が収入さえあれば、とりあえず生きていけるつくりであること。
 2 現代人の時間のゆとりのなさ、ボランティアであること。
 3 自治会活動の認知度の低さ。
 4 自治会に人を受け入れるノウハウや体制がないこと。
 
 要因1に関しては、都会に限らず地域内の交流を減らす空気をここ何十年間かで充満させたきがします。要因2については30代〜40代の人に限りませんがボランティア活動に対する抵抗感や嫌悪感。簡単にいうとゆとりがないという事だといえるんですが、実際、自治会のポストにつくといろいろな行事に顔を出さなくてはなりませんし、さくら祭りや盆踊りなどの運営など、時間も多少とられます。ボランティア【volunteer】って言葉は直訳すると志願者っていみなんですけど、日本語の辞書では、無償の奉仕活動をする人って書いてあるんです。この蛇足が抵抗感を生んで、海外では 【volunteer】=志願者、自発的活動 なのに、日本では 【ボラティア】=無償奉仕、ただ働き って感じているひとは少なくないと思います。この認識が日本のボランティア活動の価値を下げってしまったと思います。
 
 しかし、ボランティア活動でも活発な活動はいくつもあります。私が参加した『すみだストリートジャズフェスティバル』は運営もすべてボランティア活動ですが、毎年おおくのスタッフが集まります。人員がものすごく必要なので、スタッフ集めのノウハウと努力もさることながら、活動自体の魅力、祭り自体の楽しさ、などうまくプレゼンテーションができていると思います。
 
 では、自治体活動は楽しくないのか?
 
 全然そんなことないです。なかなか伝わらないのですが、例えば、みまわりパトロールなんかは地域を回る40分ほどの間に、いろいろな会話が飛び交います。○○さん家のあじさいが奇麗に咲いただとか、昔は国分川でみんな泳いでたとか、ここは新しく家が建ったねなど。月一でも新しい発見が毎回あり、あっという間に地域を回り終わります。あと世代間が開いているので、私にとってはとても新鮮にきこえるのかもしれません。だいたい70代の方が多いですからね。いろいろな世代の人間が参加すれば、より楽しい会話になること思います。このあいだのみまわりパトロールでは、おじいさんから、まだ曽谷が宅地開発される前は、田んぼの中にバス通りだけあって、バスを降りると春木川のホタルがお迎えしてくれたなと、昔の曽谷のはなしをしてくれました。
 
 このブログでは、自治会活動の魅力や重要性などを広報していき、先にあげた要因3を解消していければなって思います。そして、要因4に関しても、新しい地域の形を考えていかなければなりませんね。
 
 
 イトウタカヒコ
 

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